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映画やドラマの感想

ファンタスティックビースト

私は重度の「ポッタリアン」なので、もちろんファンタスティックビーストも見ました!ハリーポッターの知識は要らないのですが、基礎は魔法の世界で、時代背景だけ変わっています。ハリーポッターたちが使っていた魔法生物学の教科書の著者が主人公なので、あの3人は出てきません。

 

総合的に見ると、私はファンタスティックビーストはハリーポッターに比べると、少しだけ子ども向けに戻ったなという印象を受けました。トランクの中から逃げ出した魔法生物たちを見つけ出し、最後にはキレイに終わるのがハリーポッターの1巻や2巻と似ています。もともと児童文学なのに、3,4巻あたりで難しく、大人のための本や映画となっていったので、初期のハリーポッターを彷彿とさせました。

 

しかし、これも相当のダークファンタジーで、話の節々に殺人や旋律のアクションシーンがあったため、これからはまた大人のための話になっていくことが予想できました。

 

ハリーポッターを良く知っている人だと、映画のちょっとしたところで死の秘宝のマークが出てきたことに一瞬で驚愕したことでしょう。あれがどのように繋がっていくのか伏線になっていますね。ハリーポッターを最後まで見て、知っている人だけが楽しめるところも面白かったです。

 

君の名は。

君の名は。」冒頭から大変スピード感のある展開である。東京で暮らす瀧と飛騨で暮らす三葉。何の因果か度々身体が入れ替るようになった二人は最初は奇妙な夢でも見ているのだと思っていたが、次第に出会ったこともないお互いを意識しはじめていく。

 

男女の入れ替りというとどうしても大林宣彦監督の映画「転校生」を思い出してしまったのだか、ストーリーのスケールの大きさという点ではこの映画のほうが秀逸である。瀧と三葉が何故入れ替ったのか、そして二人の間に生じた3年の時間差とは何を意味するのかの謎が次第に明らかになっていく。

 

美しい映像と疾走感溢れる音楽に引き込まれた。青春期がとうに過ぎ去った大人でも青春期真っ盛りの若者でもこれから青春期を迎える子供たちでも、どんな世代でも受け入れられる良質な映画だと思う。まだ見ぬ相手だったりどこかですれ違っているかもしれない相手、あるいは知らず知らずのうちに出会っている相手がこの世界のどこかにいていつか結ばれる日がやって来るかもしれない。

 

淡い幻想かも知れないが、そういう運命を感じさせてくれる希望に溢れたファンタジーを久々に見せてもらった気がする。三葉の暮らす街は飛騨市がモデルになっているが、聖地となった飛騨市図書館のある飛騨市古川町は私の大好きな町で以前から何度も旅行している場所である。清流と歴史の息づく美しい古川町がこの映画により脚光を浴びたことも嬉しかった。

 

シンゴジラ

日本のゴジラはこうでなくちゃ!と思った。特に、最初に登場した第2形態のゴジラには、意表を突かれまくった。絶対、何か別の種類の怪獣だと思ったもん。ホラ、アメリカ版でも「ムートー」ってのが出たし、大昔の「ラドン」も、先にラドンのエサ怪獣が出てたでしょう。ああいうのかな、と。

 

そして、もしコイツがゴジラだとしたら、とんでもないゲテモノ映画だと思った…監督、ごめんなさい。第3形態、そして第4形態のゴジラを見てホッとした。

 

なんだか、これまでのゴジラより無機質というか、生物らしさがないような気がしたけど、そこが不気味で良かった。怪獣というより、この世の理不尽さの権化みたいで。ただ、熱戦を吐いてるとき、腰を落としてふんばった後姿が、我が家の猫に似ていて、ああやっぱ動物なんだと、妙に納得した。

 

ゴジラが一方の主役なら、もう一方の主役は官僚たち。現実の官僚や自衛官が、本当にあのくらい頑張ってくれるなら、北〇鮮も怖くない!もともと官僚萌え・自衛隊萌えの属性がある自分なので、身悶えるほど素敵だった。抗いがたい脅威に対して、1人1人が自分の職分を遂行していく姿にぐっときた。

 

セリフがあまりに早口すぎて、聞き取れないところが何ヶ所もあったのが、すごく残念。けっこうキモになるセリフもあったんじゃないかな。これは、DVDで「復習」しないではいられない。

 

最後に、エンドロールで「メカゴジラのテーマ」まで流れたのは、嬉しい驚きだった。